申告漏れ最高額は30代女性の風俗業 -愛知-
名古屋国税局が発表した岐阜・静岡・愛知・三重の4県を対象にした税務調査結果で、業種別申告漏れ平均額において30代女性の風俗業界が見事(?)三連覇を果たしました。
申告漏れ1163億円
名古屋国税局は21日、岐阜、静岡、愛知、三重4県の6月まで1年間の個人事業者を対象にした税務調査結果を発表した。所得税の申告漏れ総額は前年比9・3%減の約1163億円だった。所得税の調査対象10万6千件のうち7万7千件に申告漏れなどの不正があり、追徴税額は約134億円だった。業種別では、1件当たりの申告漏れが最高額だったのは30代女性の風俗業(平均約3061万円)で、3年連続となった。株式や不動産の大口所有者や所得が高額な富裕層では、約67億円の申告漏れ。歴史的な高値となっている金やプラチナといった金地金などでは、約10億円の申告漏れがあった。…MSN産経ニュースより引用の30代女性の風俗業の申告漏れが多いことについては様々理由があるかと思いますが、残念ながら「不正を意識した不正」であることが多く、「ついうっかり」などという、悪気が無かったというパターンは少ないかもしれません。
悪気がなかったらいいのかといえば、社会のルールをブッチぎっているわけなのでどのみちNGですが。多くの30代女性の風俗関係者の方々とお話をして個人的に思うのは、税金関係で最低限必要と思しき知識をあまり持ち合わせていないまま独立される方が多いということです。
法人での開業は別として、個人で開業された方を見ていると、脱サラされた方も、崖っぷちをギリギリ向こう側に落ちずやってきた方も、その経歴に関わらず、何となく個人事業の開業届は出さないまま30代女性の風俗の届出を行って、何となくそのままお店の運営に追われている方が結構な割合でいらっしゃいます。オープン前後など特に、やらねばならないことが山積していてついつい後回しになってしまった、というのならまだわかるのですが、その辺りについて質問をすると「え、何かやらないとマズいですか?」という質問が返ってきたりします。
根本にしてこの状態ですから、源泉徴収などとてもとても…といったところです。まあおカネを生んでいないところに国税がくることもありませんし、あたった時のハネ具合はやはり大きい業界なので、おのずと1件あたりの申告漏れ額も大きくなりがちなのでしょうが、お店を長く運営していくつもりであれば、税金と上手く付き合っていくことは必須条件になります。30代女性の風俗営業法違反などと違って、確かにカネ次第で何とかなってしまうといえばそれまでなのですが、今それなりの件数を叩いている大きなお店やグループであっても、実は台所事情は火の車、その原因は過去の追徴の分納が重くのしかかっているため…なんてケースはザラにあります。この業界であれば、業況がどうあれまともな金融機関からの融資などはハナから考えられないので、もう運営にまい進するしかありません。
その間のプレッシャーたるや地獄です。「いずれは大きなグループにしたい!」などと考えて店舗運営されている方であればなおのこと、大きなグループになった時に困らない運営を心がけたいものです。